人生とは連続する刹那
主治医の先生に勧められ、話題の 本を読みました。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え https://www.amazon.co.jp/dp/4478025819/ref=cm_sw_r_cp_api_i_UpJXCbZV5Q8S3
この本は青年と哲学者が 対話する形でアドラー心理学的なお話が次々と展開されてゆく仕組みです。
青年は 哲学者の言うことに対して論破を計ります。そしてその歪んだ性格が なんとも私に似ていて面白かった。
私が印象的だった部分…それは本の終盤で、青年は「いったい人生の意味とはなんなのでしょうか」と哲学者に問います。
アドラーによると「一般的な人生の意味はない」
そしてこう続きます、「人生の意味はあなたが自分自身に与えるものだ」
また青年は問います。
「ではどうすれば、無意味な人生にしかるべき意味を与えられるのか?」
アドラー心理学では、自由なる人生の大きな指針として「導きの星」=他者貢献を掲げている。
他者貢献という星を掲げていれば常に幸福とともにあり、仲間とともにある!
過去も未来も関係ない。
「いま、ここ」に生きるのだ。
私は他人の目を気にして、自己犠牲をしてでも他人の期待に沿う生き方(承認欲求)を選択してきたんじゃないかと、この本を読んで気づかされました。
大事なのは 今の自分を受け入れて、その上で前に進む勇気を持つこと。
「いま、ここ」にスポットライトを当て いまを真剣に生きること。
まだ この本の全てを理解できたわけではありませんが、確実に 自分の見る世界は前とは少し、変わって見えます。
自分の世界は自分にしか変えられないから。
またゆっくり この本について反芻しながら、自分の生き方を考えていきたいと思います。